摂取・吸収不足:体へ届く栄養が減る
- 口腔・嚥下の問題、食欲低下、食事を用意できない状況など
- 摂取量の不足や消化吸収の低下が続く
- 体の蓄え・筋肉が減り、体重や生活動作が変化する
観察へ:配膳量ではなく実際に摂れた量と期間を把握。口から腸までのどこに問題があるか、食事の場面と便の変化から探す。
救急
食べた割合だけで判断せず、何が食べにくさを生み、体重・筋力・生活動作がどう変化したかを結ぶ。栄養を増やした後も、実際の摂取量、耐容性、電解質と体液を追う。成人を対象とした学習用。
検査値は代表的な変化。全例に共通する診断基準ではなく、病期・治療・併存症で変わる。
観察へ:配膳量ではなく実際に摂れた量と期間を把握。口から腸までのどこに問題があるか、食事の場面と便の変化から探す。
観察へ:栄養補給だけでなく原因疾患の経過も追う。食べる量が増えても、筋力・生活動作の回復には時間がかかる。
2図は重なりうる機序。炎症の有無や消化吸収の状態で介入が変わる。栄養リスクをスクリーニングし、体の変化と原因を組み合わせて専門チームが評価する。体格が大きい人にも低栄養は起こりうる。
安全に摂取でき、個別計画に沿う栄養が入り、呼吸・循環と生活動作に新しい悪化がない。
次の行動:実際の摂取量と体重・機能の推移を記録し、決めた時期に再評価する。すぐ体重が増えないことだけで失敗としない。
摂取不足が続く、体重・動作が悪化する、新しい嚥下困難、嘔吐・下痢、栄養開始後の電解質低下がある。
次の行動:摂取量・期間・原因候補を添え、医師・管理栄養士・NSTへ共有。経路・量・補充と再検時期を確認する。
窒息、急な意識障害、強い呼吸困難、循環不安定、栄養開始後の急な脱力や不整脈を疑う変化。
次の行動:食事など危険な投与を中断して応援を呼び、気道・呼吸・循環を確認。施設手順に沿い緊急対応、血糖・心電図・採血の準備を行う。低栄養だけを原因と決めない。
緊急度の目安。施設の急変対応基準・個別指示を優先し、数値だけで経過観察を決めない。
覚醒・姿勢・呼吸と嚥下の安全性を確認。無理に完食させず、むせや疲労が出る場面を記録して専門職へつなぐ。
施設採用の検証済みツールでスクリーニング。体重変化、摂取不足の期間、疾病負荷を整理し、管理栄養士・NST(栄養サポートチーム)の評価へつなぐ。
口腔の清潔、義歯、食具、姿勢、介助時間を調整。痛み・便秘・吐き気の対応や食形態の変更は担当者と相談し、調整後の摂取を確かめる。
長期の摂取不足や著しい体重減少がある場合、P・K・Mg、血糖、腎機能、B₁補充の要否と再検計画を確認。開始量・増量は個別指示に従う。
経口・経管・静脈の栄養と水分を合算し、中断分も記録。排泄、浮腫、呼吸、投与部位を確認し、安全な離床・除圧を続ける。
GLIMではリスク抽出後、意図しない体重減少・低BMI・筋肉量減少などの体の変化と、摂取吸収不足・疾病負荷などの原因を組み合わせる。
組み合わせ・推移:成人の診断評価をチームで行う。浮腫や測定条件を確認し、握力を筋肉量と読み替えない。
炎症、肝での合成、蛋白喪失や体液の影響を受ける。低値だけで低栄養と診断しない。
組み合わせ・推移:摂取量や筋肉量の代用にはしない。CRP、肝・腎疾患、浮腫と合わせ、上昇だけで栄養改善としない。
炎症という背景を評価する補助。上昇の原因と原疾患の経過を確認する。
組み合わせ・推移:正常でも摂取・吸収不足による低栄養を否定できない。GLIM評価で測定は必須ではない。
栄養再開時の低下は再栄養に伴う代謝変化の手掛かり。
組み合わせ・推移:開始前後の推移と筋力・呼吸を照合。低P単独でリフィーディング症候群とは決めない。
不足・消化管喪失・腎機能・栄養再開の影響を評価。
組み合わせ・推移:高低いずれも問題になりうる。脈・心電図、腎機能、補充量と再検値を照合する。
再栄養中の低下や消化管からの喪失を評価。
組み合わせ・推移:筋症状や不整脈、Kと合わせて追う。補正時は腎機能と投与量を確認する。
食べられないことを責めず、口の痛み、飲み込み、吐き気、食事の準備で困ることを伝えてもらう。
少量で摂りやすい食事や補助食品を相談する。長く食べられなかった後は、急に大量に摂る前に栄養の再開計画を確認する。
食事量だけでなく、起き上がりや歩行などの変化を共有。新しいむせ、息苦しさ、強い脱力、むくみは早めに伝える。
買物・調理・食事介助が続けられるか確認し、必要に応じて配食や相談先を退院前に調整する。補助食品やサプリは自己判断で増やさない。
成人のスクリーニング、表現型と病因を組み合わせる診断評価。
Alb単独評価の問題、筋肉量測定、摂取・吸収と炎症の評価。
2023年レビューの患者向け資料。食事調整、栄養経路、生活支援。国内の処方指示の代用にはしない。
体重減少が目立たない場合、筋力・回復・創傷の変化。
栄養開始前のリスク確認、B₁・電解質と再評価。開始量の一律適用はしない。
B₁製剤の適応、過敏反応と静注時の注意。
資料確認:2026年9月15日。看護観察・報告は資料の病態とリスクを基に学習用へ整理したもの。施設の手順・個別指示に合わせて使う。
看護学習用の概念図。実際の形・大きさ・診断所見を再現した図ではない。
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